2012年度版 (多分)今まであなたが聞いたことのないすごい場所ベスト8

8 Great Places You’ve (Maybe) Never Heard Of, 2012 Edition
 

アメリカ中にあるコミュニティは居住性、持続可能性、市民としての誇りに対する高い基準を持っている。私達が選んだコミュニティのベスト8をここに紹介する。

 

By David Wann

http://www.motherearthnews.com/nature-community/great-places-2012-zm0z12onzcom.aspx

 

多くの町や市では、身近に行ける海岸や、ガーデニングに適切な気候、豊富な再生可能エネルギー資源といったすばらしい自然・文化的遺産を持っている。しかし、住むのにあるいは単に訪れるのに最も良い場所はもっと多くのものも兼ね備えている。それは、方向感覚だ。レジリエンス【訳注:復元力】、健康、安全、楽しさといった質を高め保つという住民たちが共有する願いが優先順位の指針になる。市民は個々人の、そしてコミュニティの健康を確保するために、金銭的、社会的、自然的な資本を投資する。私たちは、読者たちに自分たちの荷物をまとめて、それらの地域に下って行く事をすすめているのではない。そこに住む人々のためによい家を作ることに成功していて、持続可能性の観点から選択をしているが、大小関わらずあまり重要視されていないような地域にスポットライトを当てるためだ。多分、そこに住む人々はその素晴らしい地域にある大学に通って、そこが好きになってそこを離れなかったのかもしれない。もしくは彼らは市内清掃のボランティアをやったり、コミュニティパレードの運営を手伝ったり、地域のガーデンづくりの先頭にたって頑張っているのかもしれない。彼らは1年間のミュージックやアートのフェスティバルの運営をコーディネイトていたり、地域の次世代有機農家を教育したり、それらの地域を形作るような広場や風景を保全する手助けをしていたりもする。次に上げる町や市はすごい場所はただ突然にそこに現れるのではない、ということを示している。そういった場所は、今年の号で取り上げたコミュニティーの多くの中に自信をもって立っているがっしりとした歴史的建造物のように、一つ一つの選択と、一つ一つのレンガの積み重ねで作られている。

これらの住みよい市は完全ではない。彼らは、環境問題や社会的問題、経済的困難さに直面している。しかし、それぞれの地域は、そこに住む人々と生態系によりよい暮らしをもたらすにはどうしたら良いのか、という疑問を常に模索しているコミュニティである。これらの事例があなたを感化して、自分たち自身のコミュニティの中で変化を生み出させたり、”自分のホームだ”と呼地域のすでに素晴らしいところを認識させるものであって欲しいと願っている。