DIYで太陽光発電を節約

PHOTO: GARY REYSA
PHOTO: GARY REYSA

自分で太陽光発電システムを設置することを考えよう。自分でやると本当に節約できる。


Gary Reysa の太陽光発電システムでは、10枚の太陽光パネルを使う。10枚全部で1年あたり約3,300キロワット時の電気を発電する

文と写真: GARY REYSA

 

http://www.motherearthnews.com/do-it-yourself/solar-panels-for-your-home-zm0z11zphe.aspx

 

みなさんは太陽パネルの自宅設置を考えたものの、コストがあまりに高いために、思いとどまったことはないですか?ここ、モンタナでは、私たち家族で、キットを買い、自分達で設置することで、太陽光発電システムの費用を40%節約しました。

 この太陽エネルギーシステムの注目ポイントは、マイクロインバータ 【訳注:インバータ=パネルで発生する直流の電気を交流へ変換する装置。交流の電気が家庭で使われる。】 という比較的新しい技術を使用するということです。このシステムでは、それぞれの太陽光発電(PV)パネルに、グリッドタイド(電力系統へつなぐ)インバーターが付いています。パネルのすぐそばに付いています。このようなシステムは、日曜大工で設置し易く、他にも利点があります。たとえば、部分的に日陰になっても影響が少ない。個々のPVパネルの電源出力の最適化。小さく始めて、時間と予算に余裕がでたらシステム拡張ができる柔軟性。など。

 私たちは、グリッドタイド(電力系統へつなぐ)システムに決めました。このシステムは、オフグリッド(電力系統へつながない)システムよりはるかに費用対効果が良いです。利点の一つは、バッテリーを買う必要が無いこと。バッテリーは、高価で、定期的に取り替えなければなりません。また、使用する電気の一部だけを発電する、より小さく安価なシステムを設置することも可能です。マイナス面は、グリッドタイドシステムでは、電力系統がダウンすると、電気を全く供給できないことです。

 

太陽光発電システム計画する

 システム計画の第一歩は、払い戻し制度【訳注:補助金制度。購入時の払い戻しあるいは金利の削減。】を検討し、許可を得ること。

 電力会社毎に規則があり、完成したシステムを電力系統へつなげる際に従わなければなりません。また、建築法規も適用されるかもしれません。

合衆国の奨励金に加えて、州は(いくつかの都市でも)、システム費用を補助する払い戻し制度があります。始める前に地元の規則を理解して、後々のフラストレーションを防ぎます。

 電力会社は、たいてい、情報をまとめてあり、専属の担当員がいます。私たちは、地元の電力会社と法令の検査官が、親切に助けてくれることわかりました。家主が設置する太陽光発電システムのアイデアについて、彼らから反対する様子はありませんでした。許認可の費用や時間は、少なく済みました。

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