鏡よ鏡|部屋を広く見せる方法|読者の知恵

農場の世話をして住むことになる800平方フィート(74平米)の小屋を初めて見た時、少しみぞおちが痛む気がしました。開放的で心地よくするには、家具の配置にずいぶん苦労するだろうと思いましたね。

リビング、ダイニング、キッチンが1つの開放的な空間だったので、家具を使って「部屋」を作ることができました。リビングとキッチンをしきるのに標準サイズの陶磁器のキャビネットと7フィート(2.1m)の金属製のキッチン棚を背中合わせに配置したのです。この配置は良かったのですが、結果としてかなり場所をとり、部屋が狭くなってしまいました。主な難題は分かっていました。そう、小屋をより広くみせることです。キャビネットと棚を組み合わせた一方の面に大きな鏡を立てかけることで、難題に対処したのです。また、近くのお店で卵形のきれいな鏡を見つけ、キッチンの流し台のそばにかけました。今では、キッチンに入ると鏡を通して小屋の北側の「隠れていた」裏庭が見えるのですよ。おかげで、季節によって変わるちゃんと額に入った絵画になったのです。美しい朝の光が鏡で跳ね返り、以前は陰になっていたキッチンを照らしてくれるのですよ。

 

メアリー・アン・リース(Mary Ann Reese

ワシントン州メープル・フォール


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