マザーからのニュース: 野生の蜜蜂、その2

昨年のこのぐらいの時期に、私は木に掛けた巣枠 5 つのミニ巣箱で野生の蜂の群れ捕獲箱をしかけることについて書きました。 このプロジェクトの詳細と事後経過を求める多くの手紙を受け取りました。一言で言えば、私たちにとっては非常にうまくいきました。 あなたの集めているミツバチを拡大または補充するこのアプローチは、あなたの巣箱にぴったりはまる巣枠が収まるミニ巣箱を作っておけば、あなたがどんな設計の巣箱を好むとしても(私はレイエンズ式を好み、妻はラングストロス式を好みます)うまく働いてくれます。

 そこで、私たちはセコイアの巨木に 7 つのミツバチの群れ捕獲箱を設置し、1 つを除くすべてがミツバチに占拠されました。私たちはリス(または恐らくウッドラット属)が捕獲箱のいくつかをかじる問題を抱えており、それがミツバチを動かしました。そして、私たちの所ではよくあることですが、捕獲箱にかかったミツバチを常設の巣箱に移動すべきだったとき、暖かい季節の干し草が整い刈り取る時期となり、遅めの刈り取り時期が来て、それから柵の修繕が必要となり、、、だから、私はミツバチを移設しませんでした。私たちは、ミツバチがそのような小さなコロニーで木の高い位置で生き残るかどうか気になりました。

 寒くて湿った、長い冬にもかかわらず、約 4 年前の涼しい季節の干し草の中にある浅いラングストロス式巣箱(貯蜜箱はなし)1 台に設置した小さな野生のコロニーが繁栄し、それから同じく反映したのが、まだ木の上に残る捕獲箱を占拠するミツバチでした。物事とは面白くなるもので、捕獲箱内のコロニーとその小さなラングストロス式巣箱には、一度だけでなく二度も群がって巣別れしました。私たちはそれぞれから群れの 1 つを捕まえて、準備が整ったレイエンズ式巣箱に移設しました。他の群れは手を伸ばすには高すぎるため、逃してあげました。野生のミツバチの資源に加わっても害はないだろうと考えたのです。

 さらに意外なことに、いくつかの野生の群れが庭の柵の支柱を選び、群れ捕獲箱の 1 つがあった庭の近くのハックベリーの股を選んだのです。これらの群れのうち 3 つを段ボール箱の中にこそげ落とし、私が冬に作った空のレイエンズ式巣箱に、文字通り、ドサッとあけました。彼らも繁栄しています

 現在私たちは、野生ミツバチで完全に熱中していて、冬を乗り切るためにミツバチ自身で蜂蜜を使えるようにしてあげています。春になっても、まだ私たち用の蜂蜜と蜜蝋が残っています(巣箱あたりの収穫を最大化することは目標ではありません)。また、晩春の繁殖期を養蜂場を拡大する簡単な方法として期待しています。ちなみに、私たちの巣箱のいくつかがあるのは妻の農場で、私たちが住んでいる場所から約 25 マイルのところにあり、昨年の秋には、その農地にいくつかある内の巣箱 1 つが空いていました。それから、おとりも手間もなしに、この春この巣箱は自ずと占領されていました。私たちの地域の人々はかなりのコロニーの損失を経験しており、より多くの人がミツバチが少ないと報告しています。野生のミツバチの実験のこの時点で、私たちは真逆の経験をしています。

 お住まいの地域でミツバチの生存について前向きな経験をお持ちの方は、ぜひ聞かせて欲しいです。共有したいストーリーや知恵があれば、HWill @ MotherEarthNews.com にメールを送ってください。

10月にまたお会いしましょう。

—  ハンク

翻訳:沓名 輝政

 

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By Oscar H. Will III

August/September 2019