これやってるよ報告:スケッチ、原始の技など

翻訳:浅野 綾子

 

 

もうすぐマザーの 50 周年記念。そこで本誌ではマザーの原点に戻ります。長く本誌を愛読してくださっている読者の方たちは、こだわりの暮らしで生きる自営農の人たちを特集したコーナー「自営農の人たちからのレポート『私たちがしているのはこれ!』(Report From Them That’s Doin’)」を思い出すでしょう。このコーナーを復活させて、今学んでいることや刺激を受けている人物、その他たくさんのニュースを掲載して、来る 50 周年記念を飾ろうと考えています。

 読者が何に関心を寄せているかも気になるところです。便利な道具を見つけた、住まいに何か手をくわえている、すごい本を読んだ、新しいアプリを試している、なんてことはありませんか? 面白いイベントに参加した、画期的な栽培技術を試しているなんてことは? ぜひ letters@MotherEarthNews.com までメールでお知らせください。さあ、ここからは編集部の「私たちがしているのはこれ!」のご紹介です。

 

観察スケッチ

 暑かろうが寒かろうが、時間をみつけては私の住む地域で 1 人ハイキングをしています。お気に入りは、外に出る時にノートを持ち歩いて、観察スケッチをしたりメモを書いたりすることです。ひとりでいることや自信をもつこと、地域の環境や自然の中で喜びを見つけることに気づかせてくれる 1 人ハイキング。その気づかせ方にたまらなく心を惹きつけられています。 —  ジェシカ・ミッチェル 編集者

 

 

原始時代の技

 ルーツ・スクール(先祖に学ぶ学校 www.RootsVT.com)で、「原始時代の技」愛好家の世界に 1 週間どっぷりとひたってきたところです。 愛好家の人たちは、石器時代文化の技術や知識に興味を持ち、先住民の人たちの自然についての理解を知り、つなげていくことに関心を持っています。こうした情報のほとんどは、文字を通してではなく口承で維持され伝えられています。触れると概ね感じ取れる情報の意味を理解できるように、それぞれの作業や道具の感触に気持ちを集中しました。 —  ケイトリン・ウィルソン 編集者

 

 

ベリーを鳥から守る防護ネット

 ブラックベリーやいちごの実は、覆いをかぶせないと鳥にほぼ食べ尽くされてしまいます。ベリーヒル・ドリップ・イリゲイション (www.BerryHillDrip.com) 製の鳥用防護ネットに出会えて良かったと思っています。ベリーヒル製の細かい網目のポリエチレン製ネットは、丸めるのも広げるのも簡単。何年も使っているんですよ。ベリー類がたわわに実った時も、鳥のえさにしてしまわずに済んでいます。 —  レベッカ・マーティン 編集者

 

 

糸をよる

 長年糸を紡いできましたが、今は糸をよる(何本かの単糸をあわせてねじること)特殊な技術を習得しようと励んでいます。チェーン撚り (Chain plying) をすると、1 本に紡がれた糸をつかって 3 本の糸で撚り合せた糸にすることができます。この糸撚りの技術は、かぎ針を使う鎖編みを指先で撚るバージョンです。糸よりは、いと楽し! —  カーラ・ティルマン 編集者

 

 

バース・トレーニング

 最近、バースドゥーラ養成講習を受けてきました。バースドゥーラは、妊娠、出産、分娩後の女性と家族をサポートします。ドゥーラの詳細は、ドゥーラズ・ノース・アメリカ (Doulas of North America:北米ドゥーラ)のウェブサイト (www.DONA.org) を見てくださいね。 —  ジョーダン・カーレイ 編集インターン 

 

 

あなたの「これ!」をお聞かせください

 

件名に「Them That’s Doin’」と書いて、あなたのニュースを letters@MotherEarthNews.com までお寄せください。本誌に掲載の可能性も!

 

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