オーガニックな害虫抑制:効くもの。効かないもの。

 

http://www.motherearthnews.com/organic-gardening/organic-pest-control-zm0z11zsto.aspx
By Barbara Pleasant
アンケートを集め、12の広まっている菜園の害虫を明らかにした。菜園家泣かせの害虫を。
これが、詳細。害虫をどうやって管理するかという具体的なアドバイス、そしてどの害虫が各地域でワースト1なのか詳細が含まれている。
tomato_hornworm_resized400X266.jpg1.ナメクジ類が、家庭菜園にいる最もやっかいな害虫の中で、栄えあるトップ。回答者の内55%が、ぬるぬるした生き物が毎年毎年トラブルを起こすと言っている。手でつまむのが、対策として高得点
を上げた(成功率87%)。続いて、りん酸(第二)鉄の餌食(86%)、けいそう土(84%)。卵の殻のバリアー(砕いて植物の周りに撒き散らした卵の殻)は、意見が分かれた。ナメクジ管理の方法として試した菜園家の中では33%の失敗率。家庭でできる簡単な療法として、広く支持されたものに、ビールのわながあった(成功率80%)。

もっと大きな捕食者(例えば、鶏、大きな蛇、鴨)に頼るのが、どうやら最も頼れる方法のようだ。菜園のナメクジ、更に様々な甲虫、ヨトウムシ、他の害虫も、長期的に管理できる。鴨は、聞くところによれば、切れ者のナメクジ監視人で、春と夏に菜園で働かせてあげたり、ペアで確保してその季節の間中、害虫管理のアシスタントとしてあなたを助てもらったりできる。

「腹ペコの鴨が毎日菜園を歩き回る私について来る。彼らはナメクジが大好きで、それを卵に変えちゃう」と、経験10~20年の米国東部地域の菜園家がコメント。米国北西部地域では、何人かのナメクジ戦争のベテランが、鴨は菜園家のベストな(そして最も愉しめる)方法で、ナメクジとの慢性的問題を終わらせられると言った。
2.ヘリカメムシ類は、51%の回答者の夏や冬のカボチャ類を妨害して、鴨でも深刻なヘリカメムシの問題を解決できなかった。ほとんどの菜園家は、まず最初の防御として、手でつまみとることを報告している。季節の終わりに、荒らされた植物をきれいに取り除きながら、ヘリカメムシの生活サイクルを妨害する。ヘリカメムシの管理の為のコンパニオンプラントの効果については、回答者の意見が分かれるポイントだった。21%はベストな抑制方法と答え、34%は役に立たないと答えた。
試してみたという菜園家の内、79%はニームを卵の塊や幼虫にスプレーするのは役立つと回答。約74%の畝のカバー【訳者注:マルチシートなど】を使っている人は、ヘリカメムシの管理に役立つことを認識。

何人かの回答者はこんな指摘をしている。夏カボチャの植付けを初夏まで遅らせて、若葉を畝のカバーの下で育てて、害虫の問題がずっと少なくなった。これは納得。なぜなら、ヘリカメムシの自然の天敵は、夏の盛りになればなるほど、数が増えて活発になるから。それまで、卵の塊を取り除いたり、できるだけ手で取り除いたりし続ける。

3人の読者がこの技を共有してくれた:涼しい朝に、夏カボチャ類の植込みの下に開いたピザの箱を置く。茎を強く揺すって、成虫と幼虫のヘリカメムシを箱へ落とす。それから、捕虜たちを箱から、石鹸水の入ったバケツへすべり落とす。

チーフ編集者のCheryl Longの独創的アイディアは、2枚の厚板と蝶つがいから成るヘリカメムシ・ペッシャンコ。作り方は考えてみてね。それと、ヘリカメムシと格闘している読者なかまのコメントも読んでみてね。

3.アブラムシは50%の回答者の要注意害虫にリストされていた。でも、各種抑制わざの成功率はかなり高い。積極的に間に入って、やられた部位を枝打ちしたり、殺虫せっけんを使ったりするのは、有効だと報告。でも、もっと受身的な方法も有効だった。例えば、花やハーブを植えて益虫を引き寄せる方法といったもの。何人かの読者が書きとめていたが、スイートアリッサムや他の花々の特性で、ハナアブを引き寄せて、彼らがアブラムシを食べる。「私たちは沢山の益虫を引き寄せる為に、手間のかからない花を菜園に植える。キンセンカ、ボリジ、ヒャクニチソウ、コスモスや、ナスターチウムといったもの」(米国中西部の20年以上の経験者)。他の回答者は、いくらかのアブラムシがいることの重要性をコメントした。てんとう虫、ハナアブなどの良く知られた益虫の餌になるのだ。

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