一緒に楽しく家を建てる

PHOTO: MICHAEL SHOPENN
PHOTO: MICHAEL SHOPENN

Guy and Kay Bakerは、3人の息子と一緒に、こんなに美しいアラバマの自宅を建てた。ほとんど全部廃材で出来ている。

 

Guyの指導の下、プロの大工と家族が5年がかりで作った。

元々、バケーション用に建てたが、とても気に入ったので、結局引っ越して住んでいる。毎日、あらゆるところに思い入れのある1100平方フィートの空間を満喫している。

 

2001年、Guyは多忙な仕事に滅入っていて、Kayは心理学の学士取得で大変、3人の子供たちは、学校や、それぞれの生活で、どんどん忙しくなっていった。Guyの母親が急に病気になり他界した時、Guyは本当に命には限りがあると実感した。

 

 

母親の死がきっかけとなり、Guyは長年の夢だった森の中の保養地を自分と家族で作ろうと突き動かされた。「ただ、落ち着ける空間が必要だった」と彼は言う。

 

廃材で建てる

 

Guyは、仕事で老朽化したビルの建材を見てきて、ずっとアンティークな建材に魅了されてきた。アンティーク建材の品質と耐久性に感銘を受けている。

 

何年もの間、Guyは地元の工事で集まった歴史的建築物の廃材を集めてきた。使い道は分からないが、捨てるには惜しいほど素晴らしくて、とっていた。

 

20年間働いて、地域のアンティーク建材の知識が豊富だった。「どこにでもあって、どれも利用可能だった。」と彼は言う。家を壊す人は、たいてい廃材を代用しないので、もらってきた。

 

GuyKayは借金をせずにドリームハウスを建てることにした。時と共に、資材を見つけるのがゲームのようになった。「欲しいなと思えば、どこそこにあると分かり、見つけられた。もうほとんど、お金を使わないチャレンジみたくなっていて、実際できたんだよね。」と彼は言う。

 

「ワイヤや留め具など以外は、お金を使ってないよ。」Guyは言う。お金の節約も動機の一つだったが、家族は、廃材を使うことにも夢中になった。地域の歴史を自分達の家へ取り込むことができるから。

 

The Joys of Building a Home Together

December 2011/January 2012

By Jessica Kellner