ニューハンプシャー州ドーバー:古臭さから田舎らしさへ

Photo Courtesy Greater Dover Chamber of Commerce
Photo Courtesy Greater Dover Chamber of Commerce

古臭さから田舎らしさへの転換

 

米国で最も古い町の一つであるドーバーは若々しく、子供に優しい街だ。低い失業率で経済が安定しており、山、川、海で、豊富なアウトドアの機会がある。

 

http://www.motherearthnews.com/nature-community/dover-new-hampshire-zm0z12onzcom.aspx

 

ニューハンプシャー州ドーバー 米国の都市の中では、ドーバーは歴史があり、それをよく活かしている1623年に設立され、ニューハンプシャー州で一番古く、アメリカ全土で七番目に古い定住地だ。織物工場の大規模なレンガ造りの建物がコチェコリバーフォールズに出来上がった頃、この活気に満ちた小さな町は、200年前に現在の形が出来た。最近では、工場の建物は、新時代の旗印となっている。まだ町の建築的中心だが、今は、アパート、オフィスや企業が入っている。ドーバーは単なる錆びた工場の町だったかもしれないが、その代わりに、ユニークな建築、文化遺産の深い意義、美しい自然と高学歴住民の割合が高い都市部の村へと進化している。ドーバー商業・産業開発公社の根本使命は、お金を稼いで消費できる上層階級の核家族を誘致する事ができるように町を若々しく、子供に優しい場所に保つことだった。ファミリーフレンドリーな文化財として、LEGOのワークショップから"誰もが食べ物を育てることができる!"シリーズや家族の庭クラブに至るまでのプログラムを有する優れたニューハンプシャー州子供博物館などがある。市は新たなビジネスを誘致するために、生活の質の特徴として、川沿いの再開発やオープンスペースの保全等の利点を推進することに成功している。過去3年間では、40の新規事業が町に来て、そして失業率が全国的に9パーセント近くで推移しているのに対し、ドーバーは4.4パーセントだ。

ドーバーのすぐ東に凹んだ、生物学的に豊富なグレートベイがあり、河口にそそぐ前に町を通って三つの川が流れる。象徴的なドーバーのランドマークで市民ボランティアによって再建築されたギャリソンヒルタワーから、西にホワイトマウンテン(160キロ以内に40以上のスキー場を持つ)と海岸から10キロ続く浅瀬を見ることができる。ドーバーとその周辺のトレイルでは、ハイカー、カヤッカー、ハンターと牡蠣漁師はオークの森、ヴィンテージファーム、昔の石の壁、そして川沿いの苔の生えた入り江を見られる。

市民と市役所の間の協力による、お金と環境に関する省エネの取り組み例が多数ある。例えば、都市施設をグレードアップすることによって、ドーバーは光熱費を毎年2400万円節約できている。

Strafford Rivers Conservancy 【訳注:ストラフォードの川保護団体をパートナーとし、市はアメリカで最も古い家族農場の開発権を購入した。

1632年に初めてジョン・タトルによって耕作された134エーカーの農場では、11世代が暮らした。今は売りに出ている土地だが、決して細分化またはドライブインになることはない。-ドーバーは、様々な水利組織とのパートナーシップを構築することによって保全できるように考えている。