無害の木の染料|読者の知恵

時々、私は、最終的に家具が納まる場所に留まって、着色して仕上げないといけないほど非常に大きな室内家具で作業する。もし市販の染色、仕上げ用の製品を使うとすると、塗布作業の間に私が有毒ガスにさらされるだけでなく、乾燥し、硬化している間も有毒なガスを放出し、周りの人に影響を与えるでしょう。ここ数年の間、私は独自の安全な代替用の染料を試してきました。

これらの棚に使ってきた染料はターメリックやビートの絞り汁から作っています。染料はほとんどChampionのジューサーを使って作ります。絞り汁を薄めて保存するためにウオッカを使用。ウオッカは浸透力を高める効果もあるようです。絞り汁2に対して1のウォッカを使います。ターメリックの絞り汁はあざやかな黄色をしています。この書棚では、ビートとターメリックの比は、だいたい大きなビート1に対して大きなターメリックの地下茎1でした。作業をするのに十分な量の染料を混ぜます。ビートとターメリックによる絞り汁の色は野菜と地下茎それぞれの量で変わるからです染料と同じように仕上げ材についても自然で無害なものを作りました。植物由来の染料は ― 自然の木がそうであるように ― 日光で色あせていきます。紫外線防護のため亜鉛酸化物を使います。健康食品店で Hara Sport SPF 30という製品が入手できますよ。含まれるオイルの混合物が、木に浸透、拡散しやすいんですよ。このオイルは木の湿気対策にも役立ちます。どの亜鉛酸化物、植物由来のオイルもHara製品と同様の働きをすると思います。写真に載せた書棚はどちらも日焼け防止の仕上げ剤でコーティングされています。私はいつも酸化亜鉛の日焼け止めを手に塗っているので ―手袋も不要なんですよ。

カーク・クラウス(Kirk Krauss 

カリフォルニア州ロス・ガトス


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