史上最高の DIY ソーラーフードドライヤー

電力会社に依存する食品保存機器の電源を抜いて、この抜群に効率的な機器を利用。

 

私は、アパラチアン州立大学(Appalachian State University)にある適切技術科(Appropriate Technology Program)の創立者、かつコーディネーターとして、研究チームを約20年間導いてきた。私たちは、ありきたりなフードドライヤーの最高傑作をデザインする為に、数々のオリジナルな実験を行なってきた。見ての通り、このフードドライヤーは超大型サイズ 高さ約1.8m 幅約2.1m で作られている。しかしながら、車輪がついているので、簡単に移動が出来、大量の食品を短時間で乾燥することが可能で、オフグリッド電力送電網とつながない暮らしには、なくてはならないアイテムだ。もしあなたが大きい庭を持っていたり、農産物を大量買いするのであれば、このソーラーフードドライヤーは夏から初秋にかけて、食品を余らす事なく保存するのにとても役立つだろう。もし曇りがちで湿気の多い地域に住んでいる場合は、電球の熱を補助的に使用して成果を上げることも出来る。木工の基本的な技術を持っている人であれば、誰でもこの図面に取り組める。ここに、全ての材料と道具のリスト、そして過程毎に記された説明書を載せておく。

 

動作の仕組み

 乾燥させることは、農産物を保存するのにとても良い方法。しかし果物や野菜を直接光に当てると、ビタミンの損失を起こす。そのため、このシステムは間接的な太陽熱に頼る。というのは、食品を直接太陽にあてない代わりに、太陽で暖められた空気に触れさせるのである。私たちのフードドライヤーは、電動のファンを使用せず、熱い空気は上昇するという自然の仕組みを効率的に利用している。

 

フードドライヤーの設計図

 詳細な設計図から判る通り、このデザインでは、透明のプラスチック板で囲まれ、空気を取込む開口部が底にある傾斜した長い箱がある。箱の内部には、黒い金属製の網が何枚か斜めに入っている。一番上の垂直に立っている乾燥室には黒いドアがついていて、食品を載せるトレイが出し入れ出来るようになっている。

 太陽の放射熱が集積箱の上面にあるプラスチックを通過し、吸熱スクリーン【黒い金属製の網】に届き、熱が保たれる。底の開口部から入った空気が、吸熱スクリーンを通ったときに熱せられ、乾燥室に流れ込む。熱せられた空気が屋根のすぐ下にある通気孔から出る前に、食品から水分を吸出する。暖かい空気の上昇が、集積箱の下部に負圧を起こし、外気を底の開口部から引き込み、上部の通気孔から出た空気を補充。太陽が照っている時、又は、他の熱源を使用している限り、空気は継続して熱せられて上昇し、集積箱を通過して乾燥室へと入っていく。

このフードドライヤーの乾燥室は、最高で4.5kgの薄くスライスした食品(例えば中型サイズのリンゴ約3045個)を載せられる11枚のトレイが入る。この量では、晴れの日で2日間、半分の量なら、量が減り通気が良くなるため、1日で乾燥できる。乾燥室内の温度は、60℃以上に簡単に上昇する。

 

なぜこれが最高のフードドライヤーなのか

 私は数年に渡って、いくつものフードドライヤーを製作し、全ての変数を調べるために学生のチームを募ってきた。性能の向上、組み立ての簡易化、費用の削減、且つ、強度を強めて移動可能なフードドライヤーにするために調整を繰り返してきた。以下に挙げるのは、最も効果的な方法のいくつかで、最高のフードドライヤーを生み出すために、数年に渡るテスト結果から確立したもの。。。

 

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Best-Ever Solar Food Dehydrator Plans

June/July 2014

By Dennis Scanlin