コルカノンのレシピ

コルカノン、元気になる伝統のアイリッシュ料理

時にはシンプルで最も安くつく料理が一番満足できることも。コルカノンはアイルランドの料理で、要るのは、キャベツかケール、ポテト、乳製品だけ。豊かな味わいで、肉が不要。このレシピのミルクをクリームに変えても良いが、バターを省かないこと。バターを食卓に出して、食べる人が分量を決められるようにし、ほくほく湯気をたてている間に、自分の分に入れて溶かす。

私はポテトの皮をそのままにし、皮の栄養面と食感面を考慮している。コルカノンには多くのバリエーションがあり、スコットランドの地域によっては、「Rumpledethumps(くちゃくちゃ叩き)」と呼び、キャベツで作る。人気の具材として、ソテーにした西洋ネギやベーコンがある。4〜6人前。

 

材料:

• 皮つきポテト、角切り ・・・ 900g

• 中小サイズのケールの葉 ・・・ 6

• ホイップクリーム ・・・ 1/2 カップ

• コーシャー塩 (味付に)

• 挽きたて黒コショウ (味付に)

• バター (半スティック) ・・・ 1/4 カップ

 

作り方:

1. 水を沸騰させた中型の手鍋の中へポテトを落し入れる。火を弱めて柔らかくなるまで、15〜20分とろとろ煮てから、水を切る。ポテトを調理しつつ、ケールの葉脈を切り取って捨てる。葉を細かく刻む。ぎっしり詰めて2カップ分ほどになるはず。ケールが柔らかくなるまで10〜15分ほど蒸す。固く、カールしたケールは、葉の薄いタイプよりも若干長くかかる。

 

2. ポテトをクリームと一緒に手鍋に戻す。弱火にかけ、ポテトマッシャーでつぶし、火を通し、柔らかくする。ケール、塩、コショウを混ぜ入れ、配膳皿に盛る。小型の手鍋でバターを溶かし、コルカノンの上にかける。更に挽いたコショウを加え、熱々のうちに、直ぐ配膳する。

 

ご参照  ホウレンソウ、ケール、寒い季節のお気に入り


Colcannon Recipe

By Barbara Damrosch

October/November 2014

 

Barbara Damrosch creates fresh recipes using the bounty of her garden with her husband, Eliot Coleman, at Four Season Farm in Harborside, Maine. She is the author of The Garden Primer and, with Coleman, of The Four Season Farm Gardener’s Cookbook.