電気自動車 7 つの疑問 〜 お答えします!

もはや未来の仮説の自動車ではない電気自動車が、市場を活気づかせ、あたかも10年以上前のハイブリッドのよう。充電できる自動車9モデル(電気自動車とプラグイン・ハイブリッド自動車)は、合衆国内で今広く利用でき、ほぼ全ての主要なディーラーに、少なくとも1台は電気自動車(EV)がある。ここでは、電気自動車のよくある質問の内いくつかに答え、読者のみなさんが、自分に合いそうな電撃的な乗り物をより良く評価できるようにしたい。

1.  電気自動車にかかるお金は?

電気自動車の効率は、MPGe(ガロン換算値あたりのマイル) で測り、連邦諸官庁が電気自動車のエネルギー効率をガソリン車と比較するのに用いる測定規準だ。(「6つの傑出した電気自動車」でMPGe上位6車をリスト化。)114 MPGe(電気自動車 Nissan Leaf の定格)は人によっては衝撃的に響くかと思うが、EVの節約メリットを判断する実践的な方法は、一度運転する費用を見ることかと思われる。

50マイルの運転を考える。30 mpg のガソリン車で、ガソリン1ガロンあたり$3.50と仮定すると、50マイル運転する費用は$5.83となる。KWhあたり12セントと仮定すると、電気自動車Leafを50マイル運転する費用は$1.80となる。

マイル数を重ねる毎に、ガソリン車の給油よりも、2/3節約して電気自動車の充電にお金を払うことになる。このLeafの例を、50 mpg のハイブリッド車にあてはめても、マイルあたり50%の節約となる。このことを念頭に、やり手の営業マンは言うかもしれない。「運転が必要であればあるほど、節約できます。」


2.  電気自動車の購入やリースの費用は? 

電気自動車はガソリン車よりも運転費用が大幅に低い一方、EVは現状購入に大幅に費用がかかる。最も広まっている市販の電気自動車の中で最も安い2車種は、Mitsubishi i-MiEV(約$23,000から)と Smart ForTwo Electric Drive(約$25,000)。プラグインハイブリッドの分野では、広く市販されている中で最も安い2車種は、Toyota Prius Plug-in (約 $30,000) と Ford C-MAX Energi (約 $33,000)。これらの価格は、連邦税 控除による値下げ($2,500 から $7,500 の範囲で、車のバッテリーパック容量による)を含んでいない。いくつかの州で、電気自動車オーナー向けに、付加的に、税免除、現金払戻しその他の優遇措置がある。詳細は、U.S. Department of Energy’s Tax Incentives Information CenterPluginCars.com incentives roundup page を参照。電気自動車の中にはリースを利用できるものもあり、Chevrolet Volt、Ford Focus Electric、Nissan Leaf がある。型式、自動車メーカーからの現状のレートと報奨金によるが、電気自動車の月のリース払いは、$100 から $300 の範囲になるマザーアースニューズの発行者のブライアン・ウェルチ(Bryan Welch)は Chevy Volt をリースし、日々の 60 マイル通勤用にしている。ガソリン車と同様に、運転費と購入やリース費は、全 costs of ownership を表していない。他に考慮するのは、税金、利子、保険、減価償却、急速充電を可能にする 240V コンセントの取付け費だ。あらゆる車に対してこれら全項目を評価する便利なツールは Edmunds’ True Cost to Own website だ。電気自動車所有の特典のひとつは、自動車のライフサイクルに渡り何千ドルもの節約が期待できることで、低いメンテナンス費によるものだ。考えてみると、オイル交換が無く、その他、エンジンや排気システムに関わるメンテナンスも無い。


和訳全文は12月末発行予定。


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By John Rockhold 
December 2014/January 2015