コウモリ小屋を使って蚊を防除する

地面から4.5～6メートル離して、コウモリが入りやすい場所に小屋を設置します。

新居の庭で時間を過ごし、おびただしい数の蚊と土地を共有しながら夏を過ごしていたことに気づきました。外で食事をとったり、森で遊んだり、庭いじりを始めたかったのですが、蚊が多くて大変でした。蚊除けの方法を調べて、いろいろな選択肢を見つけ、自然で簡単で実績のありそうな方法についての面白い統計も見つかりました。コウモリです！いくつか計画案をチェックして、飛ぶことができて蚊を食べるコウモリが自分たちの庭に来るよう、手作りのコウモリ小屋を建設しました。主人は木工に精通しており、必要な材料はほとんど持っていました。

家の軒下にコウモリ小屋を設置し、コウモリが来るのを待ちました。家から見え、それでいて、空飛ぶ哺乳類さんが身を隠せる場所を選んで小屋を設置しました。思い返せば、屋根裏の小さな入口からコウモリが家に棲みつかないように、また家の横に糞が落ちないように、家から離して独立して建てた方が良かったのかもしれません（写真左の小屋のように）。

　秋になり涼しくなって、蚊は自然にいなくなりました。冬が過ぎて春が来て、緑が芽生え始め、ピンクになり、黄色になり…そして黒色に。そうです、黒色のコウモリの糞が小屋の真下に落ちていたのです。新しい居住者が確かに来たのです。ある夕方、日が暮れかかり、主人と裏庭で腰を下ろし、蚊を払いながらコウモリ小屋の入口を見つめていました。思ったとおり、一匹一匹、コウモリが小屋から出ては飛んでいきます。なんて素晴らしい！私たちは心の中で、「コウモリたち頑張ってね」と蚊の防除を応援しました。

ノースカロライナ州エイペックス

カリン・ジョンソン (Karin Johnson)

このように役に立つ生き物やいろいろな小屋について「Bat Conservation International(コウモリ種を保護する非営利団体)」に詳しく掲載しています。

Use Bat Houses for Mosquito Control

By Karin Johnson 

June/July 2015