竹フローリングの利点欠点。本当にエコ?:専門家に聞く。

私は竹のフローリングを張ろうと考えていますが、相反する意見があることを知り始めました。このタイプのフローリングは本当に持続可能な選択なのでしょうか?


竹のフローリングは「環境に良い」選択肢として売られていますが、この主張はあなたがどの判定基準を考慮するかによります。

 生の竹からフローリングへの加工工程には、炉での乾燥、煮沸(場合によって2回)があり、よくスチームすることもあります。これらの過程はすべて、過度にエネルギーを使います。竹製フローリングにかかるエネルギーの信頼性のある具体的なデータは欠落しており、代替品と竹を正確に比べる事は非常に難しいです。2〜4の高熱処理の必要性を考えると、竹のフローリングの製造は木のフローリングよりもエネルギーを使用すると思われます。竹材のアジアからの輸送が、竹の合計のエネルギーフットプリントに加わり、顕著なこともあります。

 竹のフローリングは化学接着剤で薄い板が何枚にも張り合わされて出来ています。表面の仕上げも化学的な複合材料。接着、または仕上げの種類によっては、竹のフローリングは高レベルの揮発性有機化合物 (VOCs) やその他の毒素を発することがあります。

 ほとんどの竹フローリング会社は、木のフローリング、たとえば樫の木よりももっと堅く、そのため丈夫で長持ちすると主張しています。いくつかの竹フローリングはヤンカ硬さ (Janka hardness) 試験において、高い数値を出しています。しかしながら、ヤンカテストは必ずしも実際の床の消耗や傷みを予測する物ではなく、経験では、竹フローリングはハードウッドと同様の傷み具合を実際は示していて、竹の本当の丈夫さの利点は実証できません。

 竹フローリングの支持者は環境への影響が最小限だと語り、生育が早く、収穫後の植林が不要な土壌浸食抑制を助ける根茎システムを持つと指摘。竹のファンは、竹を育てるのに、化学肥料や、殺虫剤、除草剤を必要としないとも主張しています。

 しかしながら、フローリングに使われる全ての竹がこれらの特質をもっているとは主張出来ません。床の素材としての需要が増えたことが、自然に生息している竹の混合林から離れ、単一栽培の巨大農園へと急速な移行をもたらしました。農園では土壌浸食の懸念があり、実際には、自然のエコシステムの働きが欠落している単一栽培の農園を持続するために、肥料や、殺虫剤、除草剤を頻繁に必要とします。その上、森が竹の為に殺伐されていて、これは、植物の生育地の破壊であり、生物多様性の喪失を結果としてもたらしています。

 おそらく、最低価格の竹フローリングが安いのには理由があります。高い環境基準に沿って素材を収穫し、加工し、仕上げると、コストがよりかかります。しかし、探せば、本当に環境に良い竹フローリングを見つけられます。

 FloorScore規格(Scientific Certification SystemsとResilient Floor Covering Instituteが作成)を満たした竹フローリングを選ぶと、屋内の空気の質に関して、健康的であることは間違いないでしょう。

 森林管理協議会 (FSC) に認証された竹を買うことは、あなたが責任をもって買っていることに気づく助けにもなります。しかしながら、FSCは単一栽培の農園もいくつか認証していることを忘れてはいけません。その場合は、その農場が先進的な運営をしていても、環境破壊がすでにたくさん起きているでしょう。

 質問したり、他の選択があるか調しべたりしはて、購入を考えている竹が単一栽培の運営から来ているのか、多様性のある持続可能な森林から来ているのかを確かめましょう。

 レインフォレスト・アライアンスとサステナブル・アグリカルチャー・ネットワークは、竹の生産問題に関する規格の開発に取り組んでいます。その規格が有効になれば、これらの認証は、消費者が特定ブランドの竹フローリングが本当に環境に良いか見定める助けになるでしょう。


和訳全文は今月末発行予定。

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Bamboo Flooring Pros and Cons: Is It Really Green?

7/30/2015 8:58:00 AM

By Chris Magwood