段ボールソーラーフード乾燥器

ドライフルーツ、乾燥野菜、干し肉は保存期間が長い。室温で保存が可能で軽く、生鮮食材より省スペースだ。ソーラー乾燥機は太陽熱をとらえ、温まった食材が出す蒸気を素早く取り除くのに十分な空気循環を作り出す。乾燥機は乾燥中の食材を埃や虫、夜露から守る役目もある。

 自分用のソーラー乾燥機は、段ボール箱2、3個少々で作れる。ここにある手順は元々1981年に発行され、費用はわずか1ドルだった。今でもおそらくたくさんお金をかけずに作ることができるだろう。

 読者のみなさん用のソーラー機器を作るには、長くて平たい段ボール箱を選んで、両端の幅が狭い側面にいくつか穴をあける。そこまで出来たら、箱の内側を黒く塗るか、黒いビニールシートを敷き詰める(より簡単な方で)。透明プラスチックで箱をカバーしたら、集熱部の完成。

 次に、別の段ボール箱を手に取り、側面ひとつに穴をいくつかあける。それから、つぶした段ボールとマスキングテープを使い、この乾燥箱と平たい「ソーラー」集熱部とをつなぐダクトを作る。乾燥箱の部分を椅子やスタンドの上に設置して、太陽光線を一番効果的にとらえる角度でソーラー集熱部を立てかける。最後に乾燥箱の上に布のシートを敷いて、その上に食べ物を置いて乾燥させる。

 

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