木造軸組の基本: チェーンソー製材機 (ビデオ)

自分の土地の丸太で木造軸組に挑戦したいです。どのツールを使い、何から始めるべきでしょうか?

 

お手頃な選択肢としては、チェーンソー製材機、あるいは、チェーンソーに付けて木を切る際にあてがうガイドです。チェーンソーミルは製材するのに最も効率が良いわけではないですが、可搬式で、妥当な価格で、要るのはチェーンソーのみ。既に持っていることもあるかと思います。

 

 私の材木としては、できれば枝や傷みが少なく、直径が少なくとも40cmはある木を伐採することから始めます。次に主枝の直径に応じて斧やチェーンソーで取り除きます。それから仕上げの長さよりも15cm長めに切出し(木挽き)をします。吹き飛ばされた砂や堆積物が樹皮に集まり、ノコギリの刃にやたらにこびりつくので、まず樹皮はぎ具で丸太から皮をはぐことを考えてみましょう。

 慎重な木挽きが正確な完成品を作るカギです。切り出したものの形が整っているように、 直定規を使いましょう。製材機に 直定規が付いて来ない場合は、丸太の上に梯子を沿わせて、3段毎に穴を開けてネジで留めます。(ネジを深くしすぎないように注意。チェーンソーの刃が当たります。)可能なら、リッピングチェーンを使いましょう。標準のチェーンよりもなめらかな仕上がりとなります。深さを調整して、切り始めて、ほどなく使える木材ができます。最後に、木材を乾燥するかと思いますが、乾燥時間は木材のサイズと年間の時期に応じて変わります。

 木組みをする際は、差鴨居、ほぞ差し接合部を作ります。この手法で木を互いに接合するのに接着剤や釘を要らないため、計測や切り出しは正確に行いましょう。正確に木を切り出すほど、ぴったりと接合できる。木材のほぞやほぞ穴を作る箇所に大きな「X」印を付けましょう。丸ノコか手鋸を使い、ほぞ穴上の線に沿って切り出しますが、ほぞ上の線は残したままにしましょう。 木槌とのみで不要な木を削ぎ落としましょう。余分な木を取り除く工程を早めるため、ほぞ穴上でドリルビットを使っても良いでしょう。(のみを使って、全て手作業できますが、とても重労働です。)木はすべて違うため、作業しつつ、ほぞとほぞ穴のテストをしましょう。さもないと、最後にかみ合わないことになりかねません。 接合の準備が整ったら、部品を組み合わせて、接合部に穴を通して、手で切り出しただぼを差し込んで留めましょう。私は、大掛かりな作業での位置決めや保持に ラチェットストラップを使っています。最後にご留意を。道具を研げば研ぐほど作業が容易になる。

JC・クローン(JC Crone、通称 Mrs. Wranglerstar)

 

 

 木造軸組のツールについて学び、動いているチェーンソー製材機を見るには、www.MotherEarthNews.com/Wranglestar-Timber-Framing をご参照。本稿と関連ビデオの提供は、Wranglestars (www.Wranglestar.com)。現代の自作農についてYouTubeチャンネルを運営し、近著は「Modern Homesteading: Rediscovering the American Dream」。

 

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Timber Framing Tools: Learn to Use a Chainsaw Mill (Video)

5/19/2016 11:21:00 AM

By JC Crone, aka Mrs. Wranglerstar