家庭にソーラーシステムを設置することは、エネルギーコストを減らし、あなたの家計に、長期的な利益をもたらすだろう。しかし、考慮すべき、別の経済的な恩恵もある。アメリカエネルギー省と連携している国立研究所のローレンス・バークリーによって昨年書かれた報告書によれば、太陽光パネルの家の資産価値がどのくらい上がるかが、的確に分析されている。

　報告書は、8つの州のデータからであり、22,000を超えるソーラーシステム付きとなしの家の価値を比較している。結果は、家を売りに出す前に資産価値を高めたいと思っているどの家主にとっても、関心をかきたてるものだ。報告書によれば、家の資産価値は、もし平均的なサイズの太陽光発電システム（およそ3.6キロワット）が含まれていれば、約15,000ドル増える。エネルギー生産量のデータを分析すると、太陽光発電システムが設置された家の発電量1ワットにつき4ドル資産価値が増えると研究者は発見した。

　注記：太陽光発電システムを後付けした中古住宅と太陽光発電システム付きの新築住宅を比較すると、価値に関して、わずかな取るに足らないような違いしか、研究者によって見つからなかった。

ヴィクラム・アガルワル(Vikram Aggarwal)、EnergySage（家主が太陽光発電を設置する価格を比較するのに役立つオンラインの太陽光発電の販売サイト）の創設者は、資産価値は、住んでいる場所によって、若干、ソーラーシステムを設置することにより、上がると言っている。 「太陽光発電が、あなたの電気代を下げるか、全く払わなくてもよくしてくれるので、電気代がより高い地域の場合、太陽光発電システムを設置する20年間は、よりお得だろう。これは、高い電気代は、太陽光発電の付いた家の価値を高める結果につながるということを意味している。これから家を買おうとしている人は、太陽光発電を使ったすばらしい節約ができる家には、喜んでさらにお金を支払ってくれるからね」と彼は言う。

　家の資産価値の上昇についての報告全体は以下ご参照。http://goo.gl/3Zu5FG

翻訳：上野 真帆

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Do Solar Panels Increase the Value of Your Home?

By Shelley Stonebrook 

August/September 2016