自給用水撃ポンプ

まず、小川から法的に取水する権利があるか確認して下さい。州ごとに水の権利が異なるからです。権利があるならば、水撃ポンプ（燃料、電気、太陽光発電なしで水を運びます）を検討しましょう。この技術は高くつかずに作ることができ、信頼性があり、メンテが簡単で、それゆえ何世紀にもわたり利用されてきました。

　このように働きます。「水撃ポンプ」は下方へ動く水の重力と運動エネルギーにより少量の水を高い位置へ押し上げます。水は絞られたパイプを通り、丘の上の水源から水撃ポンプ（低い位置に置かれている）へ流れます。水はパイプを流れ落ち、「排水バルブ（ポンプ内の 2 つのバルブの内の 1 つ）」から出ます。パイプを通じて流れる水が多ければ多いほど、速度が早くなり、最後は廃水バルブに「ぶつかり」、それによりバルブを閉じます。やってくる水がどんどん押し寄せて、廃水バルブの入り口に大きな圧力を作り出します。この圧力でバネ入りの逆止弁（デリバリーパイプ内に水を導く）を開けます。これでポンプ内の圧力が下がり、廃水バルブが再び開くことになり、最初のサイクルに戻ります。（そのサイクルの音はよく「木槌」に喩えられる。というのも木に釘を打ち付けるような音がするから。）delivery pipeは、水をポンプから意図する位置へ運びます。読者のみなさんは、できるだけ水を動かせるように、最も効率的なシステムを設定したいことでしょう。ポンプの効率は複数の要因によります。

• 取水パイプの長さ　—　短すぎると十分な圧力が作られず、長すぎると圧力waveが相互干渉します。
• 水の流速　—　水流が大きければ大きな圧力が生まれます。
• 取水パイプの直径
• 取水パイプが PVC か金属か　—　パイプが金属なら効率がより高くなります。
• 取水源からポンプまでの垂直落差　—　より大きいということは、水がより高くより遠くへ移動することを意味します。
• 確実にポンプと取水パイプを設置すると効率が向上します。

　廃水バルブを介してポンプから相当量の水がこぼれ落ち出します。ポンプを小川の中やそばに配置するよう考えてみましょう。そうすると、廃水バルブを介してあふれ出す水は元の位置に残ります。

- JC Crone（通称 Mrs. Wranglerstar）

詳細と作動中のポンプは、www.MotherEarthNews.com/Wranglerstar-Hydraulic-Ram をご参照。本稿は Wranglerstart 家が提供。彼らは Wranglerstar 自給農地に暮らして、農的暮らしに関する YouTube チャンネル www.Wranglestar.com を運営し、「Modern Homesteading: Rediscovering the American Dream」（64ページで入手可能）を著している。