良い暮らしを送る

私は思い出せないほど長年、農場で犬を飼ってきました。その大多数には働くことと仲間付合いの役割がありました。あるものは家で眠り、あるものは納屋で、そしてあるものは私が動き回っている間、「保護する」ため囲った走るスペースのある自分の家を持っていました。しかし一日の終わりには、犬と私は飼い主に課せられているほとんどすべての規則を破りました。ある人たちは犬を完全に制限しておきたがります。しかし私の取り組みは、彼らの遺伝子と技能を賛美して、イヌ科の仲間を十分な秩序の枠組みの中で生きるように飼育する暮らしをシンプルにさせます。それは全ての不安の度合いを下げます。

 うちの10歳のケアンテリア、ジョージは忠実な仲間です。彼は私たちが農場を歩いている時走って暮らしています。そしてたとえどんなに獲物を追い出していても、決して声の届く範囲から出ないし呼ばれて来るのを拒むこともありません。彼は池や小川で泳ぐことやカエルを追いかけるのが好きです。そしてボーダーテリアのモリーが美しく効率よく岩を積んでネズミの巣に詰め込み、害獣をやっつける仕事をしている間は、幸せそうに一歩ひいています。この両者とも農場の働き手、害獣駆除者、仲間として飼育されました。そして彼らは夕方をソファーの上や薪ストーブの前で、その日の騒々しい遊びを幸せそうに夢見ながら過ごすのです。

 クローバー、一腹の仔のうち発育不良の小さいボーダーコリーは昼夜を戸外で過ごします ― 彼女は毎年干し草納屋の中に作る巣で眠ります。クローバーは群れるのがあまり得意ではない(前へ進んでいたり解決したりしていることを混乱させる)が、私たちはとにかく彼女にその仕事を求めていません。彼女は過去10年以上農場構内にアライグマやオポッサムを入らせないという素晴らしい仕事をしてきました。そしてタカは彼女が動き回っている時、産卵鶏の群れをそっとしておきます。母親が数回見捨てようとしたので少し風変りだとしても、彼女は素晴らしい友達です。私たちは風変りを愛しています。

 私のように、3匹の古い友達は皆頑固だが素直で固い結びつきがあり、少し多過ぎるダニの噛み傷があります。そして夏の日々には少し多めに日陰を楽しみます。私たちは今、50kgのグレートピレニーズの若者ルパートを頼りにしています。彼は遊びたい、仕事したい、私たち皆を怠惰にさせすぎないようにしておきたいというかなり不変の望みを持っています。彼もまた戸外で暮らしていて、夜の低い吠え声は私たちが少し良く眠るのに役だっています。ルパートは彼の先輩のクローバーのように犬小屋を無視しています ― 私は一晩中働いているからだと思っています。ルパートはまた地元のコヨーテの群れの友達ではありません。そしてコヨーテのいない範囲を著しく広げました。

 平均以上に危険に曝された活動的人生を生きるのは、人生を少し短くすることも有り得ると知っています。しかし私たちは一緒に状況を目いっぱいただ楽しんできました。ずっと良い人生でした。

 もし披露するお気に入りの犬の話があれば、いかにイヌ科の仲間のいない世界をあなたは想像できないか、ぜひお知らせ頂きたいです。HWill@MotherEarthNews.comにメールを(できたら写真も)送ってください。先の号であなたの話を載せることができるかもしれません。

 また10月に。

—  ハンク

金広 まさみ 翻訳

 

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Living a Good Life

By Oscar H. Will III

August/September 2017