鳥インフルエンザは誰に、何に影響を及ぼしているのか?

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今年、高病原性の鳥インフルエンザが米国内の鳥類の間で流行しています。米国疾病対策予防センター(CDC)によると、本稿執筆時点で、約4,000万羽の家禽が感染しています。このため、感染拡大を食い止めるために、鳥の群れの大量淘汰が始まっています。

人体への影響は今のところほとんどなく、CDCに報告された人体感染例は1件のみです。しかし、多くの科学者や政府は、ウイルスの人体への波及を懸念しています。家禽類を集約的に工場で飼育することによって、鳥インフルエンザがより多くの株、それも、より危険な株のリスクを高めていることを示す多くの証拠があります。

 鳥インフルエンザの感染源は水鳥の渡り鳥、特に鴨のようです。鳴き鳥類は病気にかかっても感染するリスクが低いので、餌箱を撤去する必要はありません。しかし、鶏を飼っている人は、この病気の兆候に注意しなければなりません。食欲や卵の生産量の減少、頭の腫れなどに注意してください。最も確実な方法は、鶏を研究所に連れて行き、検査することです。

 卵を購入される方は、高値が予想されます。価格はちょうど前回の鳥インフルエンザのアウトブレイク(2015年)で生じたピークに達しています。今回の発生はもっとひどいので、卵のコストは上昇し続けるかもしれません。。。。

 

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