田舎の伝承 2018年6/7月

裏庭の池を作る手順の途中経過。Photo by Kyle Chandler-Isacksen

Basking in the fruit of our labor, the pond set up is complete and waits to be filled with water.

労働の果実に浸る。池の準備が整い、水で満たすのを待つのみ。Photo by Kyle Chandler-Isacksen

 

 

裏庭の池をつくる

 池作りの経験を持つ友人の指導で、リノ・パーマカルチャー・ノーザン・ネバダ (Reno’s Permaculture Northern Nevada) グループから来た7人の「働きバチ」チームの助けを借り、わずか3時間で裏庭の池を完成させることができました。

 この池を通じて、私達は、お客さまのおもてなしや食事時間を過ごす自作農家の一画に居心地よい水の環境を加えようとしたのです。また、鳥類、水生植物、昆虫を助けることで、自分の土地の生態系が多様化するもう1つの生息地を追加したいと考えました。

作る手順

 私達は池の範囲を掘り始めました。およそ長さ約2.1m、幅1.2m、深さ0.6m。縁を可能な限り垂直にしました。池の大きさは、友人がくれた池の裏地素材のリサイクル品の大きさである程度決定しました。一方の端を他方の端より広くして、池を少し不規則にすることで、少し自然な形にしました。土嚢を覆う長さも余分に必要だと解っているので、裏地素材で覆う縦横それぞれの寸法に0.6mを加えました。

 掘りあげた土で土嚢にし、池の側面を高くしました。土嚢2つ分の約20cmにしました。土嚢はその作業にとても都合がよく、柔軟で、滑らかで(池の裏地素材を突き刺す鋭い角がない)、簡単に扱って配置できます。

 長い 2 x 4材の上に水平器を置いて土嚢を水平にし、必要に応じて土嚢を突き固めたり、叩いて膨らませたりしました。一方の端に、意図的に数センチ下げ、足幅の放水路を作りました。これは池の水が溢れた時の出口になります。

 我達は、池の穴から掘り出した湿った粘土質の土で袋と地面の間の隙間を埋めました。それから、池の裏地素材のクッションとして、穿刺の危険性を減らすため、池の底と側面に古いポリエステル混合毛布を、できるだけ敷き詰めました。

 次に、穴の側面から土嚢を登って覆うように、古い看板用ビニールシートの廃品を敷き詰めました。釘を使い看板用ビニールシートを土嚢に付けました。古い看板用ビニールシートは素晴らしい都市資源です。お近くの地元企業に電話して古い看板用ビニールシートをお求めください。通常 40 x 14 フィート (12.2m x 4.3m)で値段は 25〜55 ドルです。

 それから池の裏地素材で穴の中と他の素材を覆い、大きな岩をおおよそ中心点に置きました。最後に、池に水を入れました。

 この「働きバチ」イベント以来、私たちは、ビニールを隠し、池を落ち着かせるため、「都市化石」(urbanite:廃コンクリート塊を再利用したもの)と岩で池を覆うように並べました。また、数種の水生植物、鳥が水を利用しやすくするための丸太の止まり木や、蚊の幼虫の発生を抑制する特定の細菌の成長を促進するディスクを加えました。蚊の幼虫を食べるカダヤシもこれから飼います。将来は、端に小さな座れる場所を作り、都市化石や岩石の割れ目に花や植物を植えます。

カイル・チャンドラー - イサクセン

ネバダ州リノ

 

セロリを新鮮に保つ

 セロリが冷蔵庫ですぐにダメになることが多いんですよね。新鮮に保つには、茎の下部を切り、水でいっぱいの花瓶に差します。 それから冷蔵庫に花瓶ごと置きます。 どれだけ長くコリコリのままなんだと驚いちゃいますよ。

ダイアン・スターン

ブリティッシュコロンビア州コルモント

 

シニアガーデニング

 私は8年前に高齢者用住宅に移りましたが、整った庭があったのでこの場所を選んだのです。

私がコミュニティ菜園に植えた最初の年、何も成長しませんでした。ケールは成長せず、枯れることもない。植えた場所にただ生えているだけ。園芸をしていた他の人たちは素晴らしい結果を出しましたが、彼らは化学肥料を使用していました。私はより有機的な畑を作りたかったのです。

 私はそれから、庭の重い粘土質の土にはミミズがほとんどいないことに気付きました。対処できる問題だと考えて、私は冬に私のガレージでミミズを飼育し始め、翌年の春には庭に虫を預けました。

 私は堆肥の葉を集め始め、芝刈り機を使って部分的に粉砕しました。私はミミズを捕まえ、堆肥の山に加えていました。私は台所の残渣すべて、茶葉、コーヒーかす、卵の殻、腐敗した野菜を、堆肥に混ぜて加えるために、集め始めました。この臭うどろどろしたものは、ミミズがまさに必要としていたもののようです。今年私は肯定的な結果が見え始めました。巨大で活発なミミズが葉っぱの堆肥に登場し、さらに多くのミミズが菜園全体に出現しました。

ジョンウォレス

ウィスコンシン州ミルウォーキー

 

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Country Lore: June/July 2018

June/ July 2018

Submitted by MOTHER EARTH NEWS readers