憲章を支持しているCSAであれば、憲章のロゴを表示し、その価値を支持するという公約を示すことができます。PHOTO COURTESY CSA DAY.
翻訳:洲澤 朱美
1970年代以来、農場のCSA会員は、農業者が財務上のリスクを減らして直接作物を消費者に提供できるように支援してきました。農場の会員は、年初に見込まれる生産物の負担金を払い、その後、栽培期を通じて得た農場の恩恵の分け前を受け取ります。このようにして、CSAプログラムは、農家とその周辺のコミュニティとのネットワークを作り出しています。数千のCSAが、米国各地の数千世帯に、地元の食料を供給し続けています。
歴史的に、異種のCSAを統合する努力や、CSAが真に意味するものを普遍的に定義する努力はほとんどありませんでした。世界中のプログラムの例に続いて、米国の農家は現在、CSAとは何かを全国的に定義するCSA憲章を提案しています。 もう1つの目標は、既存のCSA間の連携を強化することです。
この憲章はCSAの定義を明確にしています。会員はその農園から(間を通さず)直接生産された農産物のみを受け取り、そのCSAは高品質で健康的で栄養価の高い食品を提供すること。憲章を支持しているどのようなCSAでも、憲章のロゴを表示し、これらの価値を支持するという公約を示すことができます。これにより、農家とCSAメンバー間の透明性がさらに高まり、CSAの定義が標準化され、消費者は理解しやすくなります。
北米CSAの一般的な憲章についての詳細は www.CSADay.info/CSA-Charter をご覧ください。
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マザーアースニューズ
CSA Charter Unites Small Farms
By Lydia Noyes | August/September 2017
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