Dear マザー 2021年2/3月:マザーと共に栽培、薪ストーブで食品を干す

マザーアースニューズ  家

 「時にはハチやニワトリを飼ったり、小さな温室を作ったり、いつもハードだけどやりがいのある仕事で忙しくしていました」

翻訳:沓名 輝政

 

編集部選

マザーと一緒に成長する

 私はマザーアースニューズ が聞く者すべてに教えてくれた成果物の三世代目として育ちました。私は小さな農場で育ちました。肉、野菜、果物、乳製品をすべて育て、農場の直売所で農産物を販売していました。種子会社のために種を育て、春には地元で野菜を売っていました。父は馬で伐採し、自身の小さな製材所でカスタマイズした製材をしていました。私の兄弟は、私たちが身につけた技術をもとに、小さなコテージビジネスを始めました。

 自分が取り入れた価値観を持って育ったので、自分がどのように生きたいかは分かっていましたが、その価値観を共有できる人を見つけるのには苦労しました。2007 年にバスケットビジネスを始め、バスケットを作って販売し、テネシー州とミシシッピ州の教室で教えていました。2014 年、オフグリッドで暮らし、馬と一緒に農業をしていたコーク・リヴィングストン(Khoke Livingston)とアイオワ州で出会いました。デートを重ね、2016 年に結婚しました。私たちはアイオワ州南部にある 1.5 階建ての 8 面がコブの家に住んでいます。私たちの家は夏は涼しく、冬は暖かく、18 インチ(46cm)厚の壁で覆われています。私たちはオフグリッドで生活しており、果物、野菜、乳製品、肉、穀物を育てています。蜂を飼い、メープルシロップを作っています。ジェイコブ羊も育てていて、自分で糸を紡いだり編んだりできるようになりました。

 私たちは、両親が私たちのために築いてくれた土台の上に積み木を置いて、常に生活し、より多くのことを学んでいます。学ぶべきことはまだまだありますし、私たちにはそうするための人生があるのです。マザーアースニューズ は、そのすべての始まりの時にそこにいて、最後まで見届けてくれることでしょう。

アイダ・リヴィングストン

アイオワ州ミア・リヴィングストン

 

小さな家での暮らし

 最近、古い家族の写真をもらったんです。貴誌のある購読者がそれを見たとき、マザーアースニューズの雑誌の表紙のように見えると言いました。それがどうかは知らないけれど、私の家族の生活で、貴誌がどれほど大きな役割を果たしていたかをお知らせしようと思ったのです。

 1974 年に南カリフォルニアからカンザスに引越す前の数年間、母は家庭菜園をしていました。母は貴誌を購読していましたし「フォックス・ファイヤー・ブック(The foxfire Book)」(エリオット・ウィギントン編)やロバート・L・プレストンの「来るべきクラッシュに備える方法(How to Prepare for the Coming Crash)」も読んでいました。彼女は祖母に、1920 年にオクラホマの農場で 13 人家族の世話をしていた彼女の人生はどのようなものだったのかを尋ねるために手紙を書いたことさえあるのです。

 1976 年に兄と私は両親が 10 エーカーの土地に小さな家を建てるのを手伝いました。両親が欲しがっていたジオデシックドームを建てるのに地元の銀行がお金を貸してくれなかったからです。友達が屋根を仕上げたけど、他は全部私たちがやったのです。私たちの家には天窓があり、暖房用の薪ストーブがあり、自家製の玄関ドアがあり、貯水池と屋外トイレがありました。引越してきてから数ヶ月後には、屋外トイレは Ecolet に交換されました(これで、寒い時期には、もう着込んでトイレを利用する必要が無くなり、当時 13 歳の私が友達を招待できるようになったのです)。

母は外で仕事をしていましたが、毎日が菜園に始まり、菜園に終わることが多かったですね。雑誌に掲載されている記事の多くは、私の両親のプロジェクトや生活スタイルを導いてくれました。時にはハチやニワトリを飼ったり、小さな温室を作ったり、いつもハードだけどやりがいのある仕事で忙しくしていました。母は果物や野菜のビン詰めを学び、ブリキのコーヒー缶で最高の全粒粉のひまわりパンを作っていました。母は私にアンティークのシンガー製足踏みミシンでの裁縫を教えてくれましたし、私は中学 2 年生の時に地熱暖房について書いたレポートの資料としてマザーアースニューズを使いました。ストーブに薪を運ばなくて済むというアイデアにとても興奮したものです。。。

 

授粉者と健康食の推進

 ここ数年、私は毎年春にミニ資金集めを行い、自分の食べ物を育てることを促進するために野菜の苗を販売しています。今年は、困っている人たちのために食事を提供している Open Table に寄付しました。一昨年は、私たちが飼っている犬を助けてくれた動物保護施設に寄付しました。大したことではありませんが、些細なことにも価値があるのです。自分の町で私は、自給自足と持続可能性を高めるために、食料の自給自足を推進しています。また、ミツバチや他の授粉者のためにも活動しています。菜園でミツバチや他の授粉者の写真を撮っていて、ちょっとしたコレクションになっています。私の写真のいくつかを地元のコーヒーショップに 1 ヶ月間飾ってもらい、ミツバチの衰退や私たちがミツバチを助ける方法など、ミツバチについての事実も掲示し、また、人々が植えるための無料の種子も置かせてもらいました。

私は貴誌を本当に楽しんでいます。

ケリー・パターソン

マサチューセッツ州

 

ガーデニングに回帰

 この菜園は 6 年前に義理の両親の小さな農場の一角で育てました。子供の頃は裏庭の菜園とともに育ちましたが、大人になってからはマザーアースニューズを見て、また菜園のある生活をしたいと思うようになりました。これはビフォーアフターの写真です。

ジョン・カークランド

ケンタッキー州

 

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