次世代型CSAに参加して独創的な食材調達をしよう

新しい形態のCSAではパンやチーズ、肉、そのほかにもいろいろと購入できる。Photo by Getty Images/carterdayne

今や、地域支援型農業は野菜のほかにも多種多様な食材や食品を提供してくれる。

地域支援型農業 (CSA) で取り扱っているのは、もはや野菜だけではありません。最近では、地元産の果物、パン、肉、チーズなどを含むほぼすべての品目の農産物を米国のどこででも契約購入できるようになりました。消費者が食費を直接、生産者に支払うことで、地元の農業を容易に支援できるようになったのです。

 新形態のCSAの取り組みは米国各地で始まっています。例を挙げると、ヴァーモント州のスコット農場の果樹園 (https://scottfarmvermont.com/) は在来種の果樹に成る実を秋の間、週に一回、会員に分けます。ペンシルヴァニア州では、ランカスター農場生鮮協同組合 (http://www.lancasterfarmfresh.com/mission/) のパンの冬期配当を契約した組合員が焼きたてのパン一塊を毎週受け取ります。カンサス州のスターリング・ソイル(撹拌土壌)農場 (https://www.stirringsoilfarm.com/) は牧草地で育てた在来種の豚をCSAの仕組みで売っています。ウィスコンシン州のターニップ・ロック農場 (http://www.turniprock.com/) は野菜のほかに職人の手造りチーズなども含む「充実食生活CSA」と銘打った生産物セットを地域の会員に配っています。 

 CSAの予約購入の仕組みを運用することで、農家は収入の流れをより安定化させることができ、その一方で、購入客は常に生鮮食品を買いそろえた状態にできます。双方にとって得となる、この機会を創出するのは意義深いことです。予定される全配当の代金を前もって受け取れれば、農家は価値ある資金投入が可能となり、また、購入客にとってはCSAに加入することで生産物を個別に買うより安上がりになることもしばしばあります。現在、全国で約4000のCSAの取り組みが行われており、何万世帯もが会員となっています。米国内でお近くの次世代型CSAを捜すには、オンライン情報提供サイト、ローカル・ハーベスト (https://www.localharvest.org/csa/) またはイート・ワイルド (http://eatwild.com/) をご利用するのをお忘れなく。

 

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Eat Outside the Box with Nontraditional CSAs

By Lydia Noyes

June/July 2018