新鮮な視点を見出す

マザーアースニューズ 自給 DIY
Photo from Adobe Stock/Serhii

つい先日の夕方にジョアンナ(私の妻で農場のパートナー)と私は珍しく自由時間が出来たので、ユーティリティビークルに小さなピクニックの食べ物を積み込み、新しい子牛を探しに行き、羊が何を選んで食べるのか、選ぶのはどこの牧草地なのか調べました。我が家の農場の北西の角にある建物の敷地では、通常、南門または東門に寄りかかって農場を見渡します。私たちは、牧草地や草地のすべての木立、湿地、高台、くぼみを認識しています。他の門や池がどこにあるか、見えないものも知っています。

 その日の夕方に、私たちは南東に牛と子牛を見つけ、そして最も東の牧草地の奥深くに羊を見つけました。私たちは西に面した高台に駐車し、自分たち用のカロリーを口に入れながら見ました。羊が何を選択しているのかを調査するというよりむしろ、その位置から見た牧草地がいかに異なっていて、多くの点で様々に認識できるものであるのかということに驚きました。確かに、私たちは前にここにいたことがありますが、時間をとって観察するためではありませんでした。その角度から気づいた細部により、クロスフェンスを次に設置する場所、またそのフェンスが形成するさまざまな小牧場に動物を移動させる方法についての考えが変わりました。

 数年前、私たちは南の牧草地で雑草が容赦なくはびこっているのを発見しました。この特定の植物を根絶することは事実上不可能であり、どんな化学薬品、焼き払う手法、放牧方法でも打ち負かせないでしょう。耕起が役立つこともあり得そうで、草刈り、化学薬品、放牧が役立つかもしれません。しかし、何をすべきか?この問題に対する私たちの当初の見方では、なかなかの絶望だったものの、やがて、私たちは、雑草が栄養価の高い非常においしい干し草を作るということを読んで知りました。それからは、概念的な見方が変わり、新しい見方となり、「問題」を興味深く管理する課題だと見なしています。毎年干し草を刈ると、株全体が弱まり、家畜は晩秋に入るまで再成長した草を食みます。私たちの牛と羊は両方とも、春、夏、秋の若々しく成長する草と冬の干し草を熱心にムシャムシャと食べます。ロバもラバもそうです!

 また、草が若いうちに羊を「過放牧」することで、羊が頻繁に訪れたがる場所では、羊に枯らされたことにも気付きました。やがて取り入れるつもりなのが、何らかの群れ放牧、軽い耕起、秋の焼畑、積極的にその場を覆う過剰な作物の播種であり、これはさらに雑草の活力を低減するためのものですが、、、実施しないこともあるかもしれません。それはすべて私たちの視点次第なのです。

 あなたが暗い場所から抜け出すのに役立つ見通しに前向きな変化をしているのなら、ぜひ聞かせて欲しいです。 共有したい経験や知恵があれば、HWill@MotherEarthNews.com にメールを送ってください。

12月にまた会いましょう

—  ハンク

翻訳:沓名 輝政

 

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October/November 2019 

 By Oscar H. Will III