コスト削減、労働力の交換、物々交換などで、この 家族は費用をかけずにオフグリッド生活している。
文:アウル・ベック(Aur Beck)
翻訳:沓名 輝政
今の社会でお金を使わずに生活するのは大変ですが、満足感もありま す。私は父のライフスタイルにならっています。父は、自分の税金が戦争に使われることを嫌って、年収 6,500 ドル以上は稼がないようにしていたのです。私が生まれてから 20 年間、父は税金を申告していました が、申告に必要な金額以下の収入しかなかったので、税金を払う必要は ありませんでした。ともかく、まず母を、そして私たち子供を説得して、自らの意思で誓った清貧を家族と共に歩んで いたのです。
成功するためには、多くの人が抱えているような費用の大半をなくす必要がありました。
家と土地。私たちは、家と土地を、滞在できる場所に変えました。最終的には、捺印証書契約[支払い完済まで所有権 を得られないが、簡素な条件を設定して、ローンが組めない立場でも可能な米国法に準拠した契約]で家を購入し、現在は家の一部を貸 し出して、月々の支払いや税金、保険などの費用をすべてまかないつつ、私は作業時間を部分的に物の修理にあててい ます。
食べ物。私たちは、住んでいた土地のどこでも自分たちで多くの食料を育て、大量に箱買いし、肉や乳製品をほと んど摂らずに食物連鎖の底辺で食事をしていました。また、大量の食料と引き換えに農家で働くこともありました。
乗り物。私たちは馬車で移動していました。また、仕事のためにトラックを所有していましたが、その仕事はト ラックの費用をカバーするだけのお金をもたらしてくれました。
電気。ローテクを駆使して完全なオフグリッドを実現し、後には太陽光発電も導入しました。 健康。高額な医療費が必要となるような健康被害を防ぐために、おいしい食事と十分な運動をして、自分自身を管 理しました。
電話。電話代をまかなえるだけの収入がある仕事の時だけ、電話を使用しました。
ごみ。何年もの間、私たちはほとんどゴミを出さなかったので、近所の人たちは私たちが毎月出す数個の小さな袋 もまとめて回収サービスに出してくれました。今では、賃貸人がゴミの回収に必要なお金を払ってくれています。
インターネット。私はインターネット時代の前に育ちました。今では、この便利なものをまかなうのに十分な資金 を賃貸人や私の会社から得ています。。。
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