旅行中の食事

道路を走行中の日々の食習慣を調整することで、あなたが大切にするものに鈍感にならないようにしよう。

 

 

サンドウィッチ、果物と野菜が道中、十分満足しているのに役立ちます。水分の多い汚す食物は避けましょう。Photo by Adobe Stock/bit24.

金広 まさみ

 

私は今、年に120日旅行しているので(全時間のおよそ1/3で、これ以上は無理)、決まりきったように人々から、旅行中どうやって健康的な食物を食べるのに対処しているか尋ねられます。実際ニューハンプシャーでの講演の仕事の旅行中にこのコラムを書いています。実際のところ、最近は執筆の大半は、家から離れた場で書いています。直近の2冊の本は飛行機に乗っている間に書きました。しかし食物に戻りましょう。

 最初に断っておきます。全部の答えは持っていません。私ができることは、がっしり体型で60過ぎの偏屈じじい(言わば、10代以来、私の新陳代謝はかなり遅くなったということ)だと認めている私に効き目があることを分かち合うことだけです。

 それを心に留めて、最初の方策は旅行中に絶食することです。3度の食事という義務は、事は歴史的に稀です。食事回数は文化によるところが大きいです。私たちの大部分は社会的に食ていて ― 誰かが食べている時、加わりたいのです。そして私は一人で食べるのは嫌いです。だからもし私がホテルにいて、クライアントが朝食を済ませてからその日の活動のため私を迎えに来る予定であれば、朝食を摂らないことが多いです。年を経て、1日3食摂るよりも睡眠がもっと大事だと結論付けました。もう1時間睡眠がとれるということであれば、1食抜抜こうと気楽に思えるようになりました。

 また、旅行中に絶食すると感覚が研ぎ澄まされ、きびぎひと動けます。しかし「食べないこと」が大多数の人にとって受け入れ難いものだとちゃんと分かっています。そして、結婚38年になる美しい妻テレサは笑って付け加えてくれます。「なぜ夫と一緒に旅行するのが嫌いか分かったでしょ」

 

 家でさえ1日2食規則に励んできました。そう、本当に好きでやっています。食事の合間にリンゴ1個や一切れのチーズでバッチリ空腹感がおさまります。

 

 はい、こういった欠如の考えはもうたくさんですよね。でも絶食のおかげで、私の価値観に合う食物を見かけた場所で食べれば良いので、見つけて楽しめる可能性が高くなり、使えるお金も増えるのです。。旅行中に食べる回数を減らせば、良質な食べ物にもっとお金をかけられます。幸運にも、ひと昔前より格段に手に入りやすくなっています。最近では、地域産の有機食材で作った料理を置いている空港さえあります。

 水分不足とならないようにし空腹感を軽くするために、水をたくさん飲むことを忘れないようにしてください。スムージーは十二分にお腹を満たせます。ネイキッドジュースやオドワラスムージーはもっと満足できる食事を見つけられるまで、つなぎ役になります。3食という基準を破るとすぐ、多くの選択の自由が開けるでしょう。旅行に行けば、はなから自宅での日課ができなくなるので、ただそれを楽しんで、日課以外の範囲を広げてしまいましょう。気にいるかもしれませんよ。

 準備するのが一番大事で、旅行中に好みに合う健康な食事をする予定にそうことができるのです。荷物より多くの食物を載せて車で旅行する人たちがいるのを知っています。車で旅行する時、道中食べるための食物を詰めて行きます。サンドイッチ、リンゴ、ナッツ、ジャーキー、ドライフルーツはどれも素敵な選択です。ぼろぼろと砕けるもの汁気の多い食物を避けます。例えばリンゴはオレンジよりいいです。干し杏は、車の座席の狭い隙間に入ったりバターのしみでズボンを汚したりするポップコーンよりいいです。十分経験しているからよく分かるのです。

 私のお気に入りの飛行機のお供は、ジャーキーとミートスティックです。砕けやすくないし、量も重さも少なくて大きな効果があるので、理想的です。ジャーキーは腹の足しになるし、小さい袋で高い栄養になります。リンゴの薄切りからブドウ、杏までドライフルーツは肉類に相当する栄養と食べ応えがあり、量についても同様です。

 ナッツも良いですが注意してください。胃にもたれるし、すぐに気だるい感じになります。ただ旅行には良いし、飛行機で食べやすいです。飛行時間、旅の食事の予定、活動を詳しく計画すると、いつ食べる必要があるか、どれだけの食物を持っていく必要があるか見定めるのに役立ちます。

 結局は、自分の絶食や計画に関わらず、時々体が何か食べるものを求めて悲鳴をあげます。例えば、私が国際線の飛行機で移動する時で、どの食品も税関を通して持ち運べず、しかも長い乗継待ちがある場合。ではどうするか?もし空港やガソリンスタンドで食物を買わなければならないなら、加工してないシンプルなもの何か(スープ、クラムチャウダー、コーンチャウダー)を探します。

 何を食べるべきかを知るには、多くの場合、自分の体を知ることが必要です。私たちは各々違っていて、私に効果があるものはあなたには効果がないかもしれません。私はパンが好きですが、パンには嫌われていて体に合いません。幸運なことにパレオダイエットのおかげで今では、バンズや調味料無しでバーガーを注文するのが普通のことになっています。

 私はファーストフードチェーン店を厄介者のごとく避けています。代わりに朝食に目玉焼きを食べられる所を見つけることにしています。ノースカロライナ州シャーロットでは、プルドポークバーガーをバンズ無しで食べられます。とは言え、誰にでも弱点はあります。私の場合はアイスクリームです。シャーロットでどこにジェラートスタンドがあるかということも正確に知っています。だから私を旅する苦行者だと思わないで下さい。はい、私には制限と決め事がありますが、時には存分に食べることも好きなのです。

 ある有機農産物栽培者が語った、ある家畜農家と一緒に持続可能な農業会議へ参加するために旅行した話を思い出します。彼らは腹ぺこになったので、マクドナルドでなければ次の食事できる所で車を止めるとついに決めました。簡易食堂に着いて入りました。農産物栽培者はレタスとトマト抜きのハンバーガーを買いました。家畜農家は肉なしのシーザーサラダを買いました。彼らそれぞれが自身で生産しているものに相当する工業な品を買うことを拒み、代わりに自分の知らない工業品を買うことを選びました。時に人は、そういうものです。

 私は「80対20の法則」が好きです。多くのことに当てはまるビジネス法則ですが、私は食品狂信者になるのを避けるために使います。80%は自分の価値に沿って食べれば、20%は存分に食べるために充てます。80対20の混ぜ合わせにしておくことで、選択する時に少し寛容になれます。食通気取りを露骨に現すのは古めかしくなります。

 大事なことは、考え抜くことであり、健康で頭が冴えたままでいられるものを試してみること、そして体の通常の摂取から逸れ過ぎないでことです。楽しい旅を。

 

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Food on the Move

By Joel Salatin | February/March 2019