室内育苗の秘訣を読者がシェア。 室内植物育成ライトテーブルを作る。

 

室内で野菜、ハーブ、花を栽培することがあなたの夢だったのなら、今こそそれを現実にする時です。 家の中に良い植物育成ライトテーブルを手に入れたら、たくさんの作物を栽培することができます。 どんな時期であっても、外の天気がどうであろうと、あなたの思いのままになるでしょう。 春の植え付けのための苗、サラダにするマイクログリーン、あなたの（または他の人の）1日を晴れやかにする花、または一年中台所で使うためのハーブを育ててください。

私はバージニア州ルイザにある野菜と花の生い繁る農場にスコットとスーザン・ヒルを訪ねて、スコットの屋内栽培テーブル（製作や使用に工学が不要な廉価な仕組み）を研究しました。 スコットとスーザンは、年間を通じて、スコットの設計した3つの屋内テーブルに育苗トレイを配置することによって、背の高いトンネル用に何百もの育苗を始めました。 各テーブルは最大10個の育苗トレイを保持できます。 スコットは安価なPVCパイプの枠組みに、ワイヤーの棚を付け、普通の2フィートと4フィートの店内照明器具に蛍光灯を使用しています。

　ほとんどの人は、植物の育苗や屋内での長期栽培には、特別な植物育成ライトを使用する必要があると考えています。 スコットとスーザンは、高価な植物育成ライトを省き、単に通常の蛍光灯を使用できると私に確信させました。 ヒルファームで彼らは優れた結果を得ていて、私はこの低コストの方法を信じるようになりました。

 

あなた自身の屋内植物育成ライトテーブルを作るには、次の材料が必要です：

1インチPVCパイプ、約90フィート・・・1

PVC 三方エルボ継手・・・12

PVC 90度エルボ継手・・・4

PVCT型継手・・・6

6フィート×16インチ被覆ワイヤ棚・・・1

4フィートの店舗用照明器具・・・2

2フィートの 店舗用照明器具・・・2

蛍光灯、長さ4フィート・・・4

蛍光灯、長さ2フィート・・・4

金属製チャンネル、12から18フィート・・・1

アイボルトとナット・・・4

ダブルループチェーン、16フィート・・・1

S字フック・・・4

カラビナまたはクイックリンク・・・4

結束バンド・・・1

キャスター（オプション）・・・4

Uボルト（オプション）・・・6

 

　注意：最寄りの金物屋で入手可能な場合は、2フィートと4フィートの照明器具の代わりに2つの8フィート照明器具と蛍光灯を使用することもできます。 スコットは私に8フィートのライトが段階的に廃止されていると言い、よって代わりに2と4フィートの組み合わせを使うとのことでした。

　スコットは、ワイヤー棚の寸法に合わせて下部テーブルを設計しました。長さ約6フィート、幅15と½インチです。 作業台の高さは、快適なようにいくらでも設定できます。 上部植物育成ライトの支えの寸法は、あなたのお好み次第で、90度エルボ継手によっても異なります。 安定性のために、上部構造の高さを下部構造の高さより低くしてください。 組み立てを始める前に、あなた仕様の寸法をスケッチして、カットリストを作りましょう。

 

ヒル家は通常の蛍光灯を用いて素晴らしい結果を出しています。

 

　プロジェクトを開始するには、必要な資材を入手するために最寄りの金物屋に出かけてください。 多くの大規模なホームセンターは、PVCを無料でカットしてくれます。 この切断サービスで手間が減るでしょう。しかもプラスチックの削りくずをきれいにする必要もありません。 資材を家に持ち帰ったら、PVCパイプとT型、三方エルボと90度エルボ継手を使ってテーブルを組み立て始めましょう。 それぞれのPVCパイプを取付け具にしっかりと挿入する限り、植物育成ライトテーブルの枠組みは接着剤を必要としません。 安定性を増すために、スコットはフレームの上部に2フィートのPVCを追加して組み入れました。

 

合板とUボルトを使用してオプションのキャスターを取り付ける。

 

PVC部品を組み立てた後、ワイヤー棚を枠組みに取り付けることができます。 植物育成ライトテーブルを移動可能にしたい場合は、Uボルトと合板を使用して、枠組みの下端にオプションのキャスターを追加できます。

　PVCの枠組みを組み立てた後、金属製チャンネルを2フィートと4フィートの照明器具の端と端を付けて縦に並べた長さよりも数インチ長く切ります。 次に、金属製チャンネルの両端にあるアイボルト用の穴だけでなく、店舗照明の上部にある穴に合うように穴をあけます。 照明器具をチャンネルに取り付けてから、アイボルトを取り付けます。

 

チャンネルとアイボルトを使ってライトを吊り下げます。

 

　照明器具を吊るすには、照明器具の両端に約4フィートの二重ループの金属チェーンを使用します。 Sフックを使用して、フレームの上端部の端近くでチェーンの輪を一緒に取り付けます。 次に、カラビナまたはクイックリンクでチェーンの端を各アイボルトに取り付けます。 Sフックを使用してチェーンを長くしたり短くしたりすることで、苗トレイの上のライトの高さを調整できます。 スーザンは発芽時に種子トレイの上約2～4インチの明かりを保ち、植物が成長するにつれて明かりをより高く動かします。 最も近いコンセントと植物育成ライトテーブルの間の距離に適したゲージの延長コードを使用してください。 延長コードと電源タップをジップタイでPVCフレームワークに取り付けます。

 

植物育成ライトテーブルは、必要に応じて任意のサイズにすることができます。

 

　Hill Farmほどスペースがなかったので、3/4インチのPVCで小さな卓上型を作りました（スライドショーの写真を参照）。 この小型版は2フィートの照明設備のカップルを支えることができ、2から4つの種の皿を収容できる。 私の植物育成ライトフレームは、長さ40インチ（長さ）の4個、長さ35インチ（高さ）の4個、長さ26インチ（幅）の4個、そして8個のコーナー金具で構成されています。

　去年の3月、私は私のトマト、オクラ、ピーマン、カボチャ、そしてスイカに成長期へのジャンプスタートを与えて、屋内で私の種を始めました。 いつもより春の雨が多いので、私の植物を屋内で始めて、天気が屋外移植のために協力するまでそれらを中に保つことは大きな助けでした。 どちらのバージョンの植物育成ライトフレームを選択しても、1年中屋内で驚くべき数の植物を成長させることができます。

カート・ジャコブソン (Kurt Jacobson)

翻訳：沓名輝政

 

How to Build an Indoor Grow-Light Table

February/March 2019 

Article and pictures by Kurt Jacobson