試行錯誤のワークシートを、食料自給の複雑さを克服するのに役立てよう。
文:メリッサ・K・ノリス(Melissa K. Norris)
翻訳校正:沓名 輝政
私が提供できる最高のガーデニングの助言は、シンプルに始めること。私たちのほとんどは、食料品代を削減したいと望んでいる。苗や種を菜園の土に植えているときは、それほど大変な作業には見えない。しかし、野菜が育ち始め、世話が必要になると、園芸初心者は、何考えてんだよ野菜は、と思うだろう。
だから私は、自分や家族がよく食べるものを、その土地でよく育つものを植えることから始めるよう勧める。ここ太平洋岸北西部では、オクラもサツマイモもピーナッツもうまく育たない。単純に十分暖かい気候でないからだ。トウガラシやトマトも、ここでは温室以外ではうまく育たないが、あなたの地域ならよく育つかもしれない。
ほとんどの種子カタログや種袋には、理想的な地域や生育ゾーン[米国農務省の耐寒気候区分]が明記されている。また、ガーデニングに成功している近所の人にアドバイスを求めることもできる。地元の個人経営の苗木屋の多くは、お住まいの地域やゾーンに適した野菜の苗を提供している。
区画に植えるものを選ぶもう一つの方法は、その品目がどの程度保存がきくかを考慮すること。キュウリのピクルスは人気だが、私の夫はキュウリのピクルスに興味がない。でもアスパラガスのピクルスは、1回の食事でみんなで1リットル丸ごと食べることがある。娘は発酵させたガーリック・ディル・ピクルスが大好きなので、「Chicago Pickling」というキュウリを育てている。たくさん採れて、生でサラダにしてもおいしいし、ピクルスにもなる。。。
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