種子販売額の急上昇

マザーアースニューズ 種子

コロナウィルスのパンデミックが到来し深刻化する中、先の見えない未来に対して、人々は物(トイレットペーパーや掃除用具、予防薬、小麦、卵)を備蓄するという反応をみせた。種も例外ではない。種子の販売額は急上昇し、多くの種苗会社は受注処理の調整や一時的な受注停止に追い込まれた。

 バッファロー・シード・カンパニー (The Buffalo Seed Company: www.TheBuffaloSeedCompany.com) のマシュー&ナンシー・コスト夫妻 (Matthew and Nancy Kost) によれば、空っぽになった食料品店の棚を見て、人々は自分自身の食の安全保障について見直し、自分の食べものを自分で育てることを決意したと言います。コスト夫妻はこのことは新しくガーデニングを始める人、すでに経験のある人を問わず当てはまるといいます。常連客はそれまでに購入したことがない量の種子を購入し、新規客は購入種子にあわせた栽培アドバイスを聞いてくるそうです。需要拡大に対応するため、バッファロー・シード・カンバニーでは提供商品や仕入れ先の幅を広げ、穀物の販売量を増やす計画を立てています。コスト夫妻はこの流れが短期で終わるのか、長期的に継続するのかは、パンデミックがどれくらい続くかによって決まると考えています。「私たちはこのレベルの関心が継続し、さらに進んで気候変動や社会の不平等などの問題にも関心が向いてほしいと思っていますが、大規模な変化が難しいのはよくあること。多くの場合、変化は困難や必要によって生じ、続いていくものです」とマシューは言います。「パンデミックが長引くほど、地域のフードシステムや作物栽培に依存する流れはより激しくなっていくでしょう」 。。。

 

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コメント: 1
  • #1

    沓名 輝政 (金曜日, 07 8月 2020 18:50)

    種を蒔き、食べ物を得て、種をつなぐ。命をつなぐ、キホンの営み。
    「種交換」で検索してみました。みなさん色々やってますね。
    https://www.google.com/search?client=safari&rls=en&q=%E7%A8%AE%E4%BA%A4%E6%8F%9B&ie=UTF-8&oe=UTF-8