乾燥ラックをDIY: パスタ、ハーブなど何でも

カンとソウ像を働かせて、乾燥ラックをDIY。自家製パスタ、ハーブ、布巾など思いつくままぶらさげましょう。使わない時はたたんでキッチンの場所をとらないよ。

 

工面する:こんな折り畳みラックを作って、新鮮パスタ、ハーブなどを乾かそう。

 

ちょうど、「自分で作るパスタ : 伝統、全粒、グルテンフリー」(40ページ)を読んだところで、爪の下に入り込んだ小麦粉が気になって仕方ないはず。後々のために余ったパスタを保存したければ、麺を乾燥させる必要がある。ここでは、手作り乾燥ラックの作り方を紹介する。ラックは折り畳み式なので、使わない時はキッチンカウンターを散らかす事がない。この乾燥ラックでパスタの乾燥以外にも様々な使い道が見つかるだろう。「折り畳みラックで出来る10の事」(右のページ)をご参照。

 広げると、このDIY乾燥ラックは標準的な32インチ(81cm)の台所シンクに乗る程度になる。閉じれば、まな板やクッキングシートの並びに立てかけて邪魔にならずに片付けられる。

 ここで紹介する作り方は、松材を使うが、見た目や強度によって、樫や楓、その他の硬材でも良い。

「材料と加工リスト」を参照しながら、何年もパスタの乾燥に使えるラックの作り方の手順に従ってみよう。

 (1)ラックの側板 (A) を加工リストに記載の長さに切る。イラストのようにダボ用の直径3/8インチの穴の印をする。ボール盤やストップカラー付きのドリルで穴をあける。ブラッドポイントビット(センタースパー付きでビットがぶれない)を使い、7/16インチの深さの穴にする。注:脚のピボット穴の位置は、ラックを開いて使う時に脚がどれほど伸びるか決めるものなので、とても大事。

 (2)コンパスを使い、ラックの側板に1と1/4インチの半円を描いて縁を丸くする。糸鋸で切り、ヤスリがけして端を滑らかにする。

 (3)ラックの端板 (B) とダボ (C) を所定の長さに切り、端板を軽くヤスリがけする。ラックの側板 (A) 1 枚の穴全てにダボを入れ、組んだ物を平らな面に置く。もう1枚の側板を向き合わせて配置して、まずひとつ目の穴から始めて、2枚目の側板の穴全てにダボを入れる。糊は使わない事。注:ダボを合わせる際、バークランプを使い、互いに向き合わせた側板を静かに押し付ける事で、簡単に仕上げる事が出来る。

 (4)ラックの端板 (B) 2 枚にパイロット穴をあけ、ラックの側板 (A) 2 枚の間にしっかり収まるよう、2インチのトリムヘッドネジを使用し固定する。ネジ頭が板面より少し奥まるようにねじ込み、パテでくぼみを埋める。

 (5)脚 (D) を所定の長さに切り、印をつけて、図のとおり、脚を貫通させてピボット穴をあける。脚の両端に3/4インチの半円を描き、ステップ2の側板と同じように、糸鋸と紙ヤスリで形を整える。脚の横木 (E) を所定の長さに切り、角を少し面取りする。割れを防ぐために仮穴をあけ、糊と2インチのトリムヘッドネジを使って横木を脚に固定する。部品を締め付ける時に、差し金を使い、脚の組み付けが確実に直角になるようにする。

 (6)ダボを所定の長さに切り、脚の小さな4つのピボット (F) を作り、右のピボット詳細に記載のとおり、紙ヤスリを使い一方を先細りにする(細くなった部分は、ラックを折り畳む際に、脚を動きやすくする)。脚を組み付けるには、木工糊を脚 (D) のピボット穴に入れ、ラック側板 (A) と脚のピボット穴の位置を合わせ、脚ピボット (F) を差し込む。先細り部分が側板 (A) へ向くようにする事。注:正しく測り、切り、穴あけし、組み立てると、この畳める乾燥ラックの立てた時の寸法は、33〜35インチ程度になる。また、脚をラックの間に折り畳んで収納出来る。

 (7)折り畳みラックにヤスリをかけ、使用時の湿気防止のため、塗料かポリウレタンを2重に塗って出来上がり。

 

スパイク・カールセン (Spike Carlsen) は著述家で木工職人。マザーでの最初の記事は 1989 年の「Arch House: A Different Way to Build」(http://goo.gl/Gjf924)。本稿は彼の素晴らしい新著「Backyard Homestead Book of Building Projects」(注文は 97 ページ)からの抜粋。

 

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DIY Drying Rack for Pasta, Herbs and More

By Spike Carlsen 

February/March 2015